生きたを蘇らせる「コフナ」・うまい産物は、元気な土で育つ
生きた土を蘇らせる「コフナ」トップページニュース・トピックス会社概要プライバシーポリシーサイトマップ

生産者インタビュー»生産者インタビュー2
ニチモウ コフナを使用していただいて何年になるのでしょうか?

渡辺 13年近くになりますかね。(長井社長の顔を見ながら…)

長井 そうですね。

ニチモウ 使いはじめたきっかけは?

渡辺 長井さん(株式会社ナガイ 長井社長)からのご紹介ですねぇ。

(株)ナガイの長井社長がコフナを知ったきっかけは、昔からお付き合いしていた千葉の富津にある海苔の生産者(ニチモウの海苔の機械『ワンマン』を使用していた取引先)からニチモウの「コフナ」を紹介されたことからはじまったとのこと。
ニチモウ コフナを使ったお米と、使わなかったお米と違いがありますか?

渡辺 最初の頃は、出来具合がぜんぜん違ったんで、驚いたと同時に嬉しかったのを覚えてるけど、今ではそれが当たり前になっているかなぁ。

長年コフナを使っている人にとっては、わからないようですね。慣れというものでしょうか。
ニチモウ コフナを使うと土が生き返るといわれていますがコフナを使うと野菜の旨みが違うとかありますかね?

渡辺 そうそうそうそう。

ニチモウ また、たとえば大きくなるまで病気になりにくいとか?

渡辺 使用前よりは、農薬を使わなくなったですね。最近消費者の関心が高いのでなおさら使わないようにしています。

ニチモウ なるほど。それでも食べて美味しいというのが一番ですよね。

渡辺 そうですね、それが一番です。

ニチモウ コフナを使用している生産者とお話はたまにはされたりするんでしょうか?

渡辺 うん。けっこう…。あれの会合。

長井 コフナ普及会!

渡辺 そこで、話す機会はありますねぇ。

ニチモウ お米作りをして長いでしょうね。そのうちコフナの使用始まりは?

渡辺 はじめは、米を作っていたのでコフナを米に、そのあと野菜に…。

ニチモウ ご自身で作られたお米とそうでないお米との違いをお聞きしたかったのですが、生産者の方はご自分で米を栽培しているため、小売店で購入されたりはないですよね。

渡辺 たまに、他の生産者のうちでご馳走になるけど、あまりわからない…。品種が違えばわかるけどねぇ。

さすがは米どころの新潟コシヒカリ。美味しさではすでに最高のレベルにあると言えるのでしょう。
ニチモウ 通常の米の場合は、炊いてジャーに保温をして入れておくと黄色くなると思いますが、こふなまいは、普通のお米にくらべて黄色くならないというのを耳にしたことがあります。

渡辺(妻) 人様のうちじゃ、保温ジャーに入れておくと翌日は真黄色になるっていうね。うちないもんね。すごいよね。

ニチモウ どういう訳なんですかね。お米のもっている成分とかなんでしょうか。また、こふなまいが冷めたときにしても美味しいと実感できますが、どうですかね。

渡辺 品種(銘柄)というのもあるんじゃないかなぁ。

ニチモウ ちなみに、どの品種(銘柄)が一番…。

渡辺 やっぱり一番はコシヒカリじゃないかな。コフナを使ったコシヒカリが一番。そう思っていないと使っていられない。(笑い)

渡辺(妻) 私の実家に行くと全然ごはんの味が違ってぇ。実家のお姉さんたちも、コフナを使い始めてさらにお米が美味しくなったとは言ってくれる。

渡辺 炊く量(一回の炊く量)が違うからじゃねーのぉ。

渡辺(妻) いんやぁ、うちはいっぱいでございます。大家族ですからぁ。

ニチモウ 一度にどのくらい炊くんですか?

渡辺(妻) 5〜7合。

ニチモウ 七合??、米というのは一度に多く炊くほうが美味しいとは聞いていたんですが。

渡辺(妻) 今は婿殿とチビがいるので。旦那さん(アメリカ人)はあんまり食べないけどぉ。

渡辺 朝昼晩1膳ずつ食べるとやっぱり…。

ニチモウ 長井社長にはコフナを取り扱っていただいていて感謝しています。コフナは、こだわっている人(生産者)が使っていると理解していいのでしょうか?

渡辺 うん。そうですね。

ニチモウ コフナ自体の名前がもっと有名なるといいですよね。

渡辺 けっこう有名になっていると思いますがね。

長井 わくわく広場でも「コフナ」って表示の付いている野菜は出ている(人気がある)からねぇ。同じ品物で同じ価格でも、「コフナ」とタイトルがついているほうが消費者も安心しているようです。

わくわく広場とは…(株)ナガイ 長井社長が経営している直売所。豊栄市を中心に、生産者が自ら作った農産物やお花(豊栄市は、地元では有名な花の生産地)その他、農産物を中心に、地元の名産品、水産加工品を販売。新潟では手に入らない柑橘類などは、九州の産地から届けたりなど、商品は多数に渡る。価格は、生産者が自ら価格を決め、商品一つ一つには生産者の名前が明記されている。そのため、消費者は生産者を選んで購入することができる。平日で800人。土日で1,200人、多いときで1,500人のお客さんが買いに来る。人気の直売所。
ニチモウ 市場に出したときにコフナを使っているのと使っていないので値段の格差はないんですか?

渡辺(妻) ない。ほとんどないです。

ニチモウ いっしょにされてしまうということですか?

長井 市場は規格とかで…。市場に出ていると、どこに出荷されてどんな消費者が買っていったかがわからない。

ニチモウ 先日テレビで夕張メロンが有名になるまでの、ドキュメントをしていましたが、相当ご苦労されたようですよ。コフナは、糖度が高くなるというデータがあるので、プロジェクトを組んで、トマトとかメロンなどもアピールしていけたらいいですね。田んぼはどのくらいの面積で栽培されているんですか?

渡辺 八町歩(ハッチョウブ)。大きい人で20数町歩作る人もいますから。

一反歩(300坪)1町(3,000坪)×8  24,000坪
ニチモウ 大きいですね。渡辺さんは何人雇って栽培管理しているんですか?

渡辺(妻) 主人一人だけです。

渡辺 米を刈り取るときは、人を雇いますがね。

ニチモウ 米作りの達人ですね。

ニチモウ コフナの田んぼには鳥(白鷺など)がえさを食べにくると聞きましたが、たくさんの鳥がえさを食べに降りてくるのでしょうね。

渡辺 ああ、コフナを使用したのと、そうでない田んぼは一目瞭然だ!

コフナの生産者の方からみれば、ごく自然な光景ですが、鳥など動物は、農薬を極力使わずに育てるコフナを使用した田んぼには餌を食べにくるそうです。鳥が餌を食べにくるということは、健康な土壌のため、その田んぼには虫がたくさんいるということです。鳥が虫を食べにくるのはとてもありがたいことですが、稲の成長段階の時には鳥が田んぼに降りることで稲を倒し、生産者の方は、その稲をおこすのも作業の一つになっています。
ニチモウ 稲刈りはもうそろそろですかね。

渡辺 様子をみながら1週間ほどかけて刈り入れするよ。

ニチモウ 新米を楽しみにしています。

と、渡辺さんと別れを告げたあとは、「今月食べている“こふなまい”の新潟コシヒカリが新米に切り替わるのは…。」と顔がほころんだのは言うまでもありません。

このページの先頭に戻る