具体的な使用法»水稲食味
水稲・食味データ
■岩手県盛岡市藤村さん
藤村さんは16年間コフナを使いお米(ひとめぼれ)を作っています。コフナは代かきの際の浮きワラの防止の為に使用し始めました。コフナは秋収穫後の田んぼに散布します。使用前に比べて春の浮きワラの量は1/3以下まで減少しました。田植え後の活着も良くイモチ病の発生も少なくなりました。
しかし一番の大きな差は、収穫のときに出ました。収穫時期でもコフナ未使用の田んぼに比べ葉や茎は青く、1週間遅く収穫しても、まだなお青い状態でした。最後まで青いということは、枯れずに生きているという事です。最後まで根から養分を吸うことができるため、より登熟が進むため、収量増加や食味向上へとつながります。
藤村さんは平成5年の冷害の年にも岩手県平均152kg/反のところを400〜450kg/反と平年に比べて100kgの減収でとどめることができました。これもコフナによる根張りの向上のなせるものと考えられます。
平成6年からの食味と収量の推移表

藤村さんは育苗培土にもコフナを使用しております。育苗培土にコフナを混ぜることにより立ち枯れ病の防止をすることができ、そして田植え後の苗の活着が良くなることが確認されています。