作物例»水稲に対するコフナの使用例
使用方法
1.圃場の土作りに
2.育苗時に
育苗コフナを苗箱1箱当り約50g混和下さい。 根張りがよく、移植時に活着の良い苗の生育を促進します。
※コフナは水分とpHが適正な場合の立枯病は良く抑えますが、ムレ苗の抑止力は弱いため、潅水や育苗培土のpH調整を始め、育苗ハウスの保温や換気などの管理を適切に行ってください。
3.もみがらの堆肥化に
もみがらは、できるだけ圃場に戻したいですがそのままでは腐りにくいので、その場合MIC−108繊維分解菌を強化したコフナ)をお使い下さい。
コフナを使用する際のお薦め
1.化学肥料より有機肥料
コフナは微生物ですので、そのエサとなる有機物を同時に施用した方が微生物の増進が促されます。化学肥料は否定致しませんが、有機入り化成肥料・有機肥料を使用することをお薦め致します。
2.減農薬
コフナは生物ですから、適量の農薬の使用量で留めておいてください。除草剤の影響は、殆ど有りません。
コフナを使用した際の変化
1.登熟期間の増加(慣行区比較)
コフナを使用した場合最後まで青々した茎・葉をしております。よって収穫は、より登熟を進めるために、他の圃場と比較し一週間から十日遅れる事になります。一粒一粒に十分な養分が与えられ、収穫増、食味の向上につながります。
2.出穂時期の前進
従来通りの栽培と比較した場合出穂時期が約5日早くなったとの報告が来ております。
活着が良いため生育が進んだものと思われます。有機肥料の追肥をされる方は出穂の時期の確認をお願い致します。
3.玄米の色
土つくりを考えて作られている方のお米に共通している玄米の飴色は、有機肥料+コフナでより一層濃い色となります。


岩手県03年