作物例»トマトにおけるコフナの使い方
1.コフナ・ソーラー法方法
元肥、有機物(堆肥やワラ、バガス等)、コフナ20袋/反をすき込み、水分を調整後約1ヶ月間フィルムにて被覆します。
目的:
コフナの微生物を増殖させ、連作障害の元となる有害微生物が多く残る残渣を分解します。それを元に腐植を作ります。
コフナの微生物が増殖する事により多様な微生物相を作り、病原菌等の単純な微生物の増殖を抑制します。根の周りに微生物が多く着くことにより肥料の吸収を良くします。
2.元肥同時施用
元肥と同時に10〜20袋/反をすき込みます。
※播種・定植までに夏場で10日〜2週間、冬場で1週間〜10日空けて下さい。
3.土壌消毒後の菌体補給
薬剤消毒後(他に蒸気消毒、熱水消毒など)は土壌微生物が大幅に減少しているために、微生物の補給を行う必要があります。その為に元肥と同時に10〜20袋/反投入して下さい。
※播種・定植までに夏場で10日〜2週間、冬場で1週間〜10日空けて下さい。
★平成15年のような冷夏の影響がある場合、コフナソーラー法を実施する際、期間は出来るだけ長く取ってください。地温の上昇による土壌微生物性の改善が弱い為、時間をかける必要が有ります。その際、期間が取れない場合は、併用可能な農薬と共に使用して下さい。
★現在コフナソーラー法は、萎凋病・半身萎凋病・ネコブセンチュウ対策で使用されています。

新潟県新潟市
(旧豊栄地区) ミニトマト

静岡県浜松市 トマト